熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は、山の上にあるから見晴らしが最高だ(・∀・)
熊野川のほとりにある熊野本宮大社(記事No.【51】参照)とは対照的な立地である。
熊野三山のメインの三社はそれぞれが等しく尊いお宮だけれど、俺もそうだったように、多くの人はこの那智大社の満足度が高いのではないかなあ。
バカでなくてもねえ、高いところは愉快だよ。テンション上がるよ(・∀・)
駐車場から山道や石段を15分くらい登ると、一の鳥居が見えてきた。
那智大社は、参道を歩いているだけでワクワクしてくる。(・∀・)
山頂の自然と朱塗りの神社建築との調和が美しく、鳥居も、石段も、石畳も、みんなどっしりと構えている。どのパーツも生き生きとしているのだ。
しかし、境内に入った瞬間、ちょっとした悲劇に遭遇する・・・(`・ω・´)
ああ~・・・工事中じゃ~ん・・・(*´Д`)
まあ、しょうがないよね。こういうのも大切だもんね。
ところで、拝殿前にあるあれは、よくお寺で見かける護摩焚き(ごまたき)だよね。煙がモクモクしてるもんね。
熊野三山はお寺っぽい神社として有名だけど、那智大社はお寺っぽさがひときわ顕著だ。
しかも、拝殿のおさいせん箱の隣には、献灯台(けんとうだい:ローソクをお供えする台)まであった。もう完全にお寺じゃないですか。
般若心経を唱えてもよかですか?(・∀・)?
ま、般若心経はお隣さんの青岸渡寺(せいがんとじ)で唱えることにして、ここではいつもどおり神社風の参拝をしよう(青岸渡寺の記事は後日アップ予定)。
二礼、ペコペコ、二拍手、パンパン。
祓い給い、清め給え。神(かむ)ながら守り給い、幸(さき)わえ給え。
一礼、ペコリ。
参拝終了。
さーて、神様への挨拶も済んだし、境内散策するか( `ー´)ノ
境内には、面白ギミックがところ狭しと仕掛けられていた。
宝物殿:神社ゆかりのお宝がぎっしり詰まってた。入場料別途。
日本一でかいおみくじ:振るの大変。お値段はフツーの小さいおみくじと一緒。
胎内くぐり:御神木のトンネルをくぐり抜けることで、寿命がのびる。
などなど。
まるで参拝のバーゲンセールだな(・∀・)
しかし、この日の俺の最大のお目当てはズバリ烏石(からすいし)であった。
烏石とは、石となって眠っているヤタガラスのこと。
この那智大社には、そんなヤタガラスファンなら生唾モノのお宝があると聞いていたのだが、探せども探せども見当たらない。
俺は社務所で御朱印をもらうついでに、神職さんにそのことを聞いてみることにした・・・。
(続く)