いまだ!神さまにすがろう!

人も自分も頼りにならない!もう神さましかいない!

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【27】源義朝・終焉の地、野間大坊に行ってきた その2(終)「どちらから・・・?」

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奥に見えるのが客殿。

(続き)客殿札所のおつとめ(納札、線香、ローソク、読経)を終えた俺がテクテクと歩いて納札所に奉納帳を持っていくと、柔道男子中量級日本代表みたいな若いお坊さんが力強く押印してくれた。

そのとき視界にとびこんできたのは阿弥陀如来像拝観料500円」の貼紙であった。これは是が非でも拝まなければなるまい(´ー`)

 

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 柔道男子日本代表(仮名)に拝観したい旨を申し出ると、「どうぞお上がりください」と堂内に招き入れてくれた。

案内された八畳ほどの和室の真ん中にはポツンとイスがひとつ。むむ?なんだか、えらく丁重な扱いを受けてるような気がする。日本代表(仮名)は「どうぞ掛けてお待ちください」と言い残して、納経所の受付に戻っていった。

 

俺はお言葉に甘えてありがたく腰を掛けるのだが、なんか、落ち着かねえ・・・(*´з`) 

なんせ、八畳ほどの和室の真ん中にポツンと置いてあるイスなのだ。畳の上で胡坐でもかきたい気分だったが、せっかくのイスを無駄にするわけにはいかない。ということで、大人しくイスに腰をかけて、ちょっぴりそわそわしながらしばし待つことに。

目の前には、大きな絵が掛けられている。縦2メートル・横3メートルくらいだったかな?歴史絵巻っぽい雰囲気で、源義朝公の最後が描かれている。後で知ったのだが、江戸時代の狩野なんちゃらが描いたという大変貴重なものらしい。

 

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そうこうしているうちに、日本代表(仮名)とは違う年配のお坊さん、おそらくはご住職と思われる人が現れた。手には源義朝平清盛と書かれた紙を持っている。そして、唐突にこう尋ねられた。

「どちらから?」

どちらから・・・といいますと?(゜-゜)? えーと、えーと・・・あ、どっちの話から聞きたい?ってことかな?えーと、えーと、じゃあ、義朝公の話から・・・

「あ、・・・いえ、その・・・どちらから来られたんですか?」

あ、そーゆーことね!恥ずかしい~(*'ω'*) 名古屋市です、と答えると、それはそれはようこそお参りくださいました、と、ここでも丁重なお言葉をいただいた。恐縮でございます(/・ω・)/

そして目の前にある絵を使って、ご住職の講談がはじまった。

 

「今をさかのぼること850年前、平治の乱が・・・平清盛源義朝が・・・どうのこうので・・・義朝公は風呂場で丸腰のおりに裏切りに遭い・・・どうのこうの・・・」

 

つまり、このお寺で実際に起きた大事件の解説をしてくださったというわけだ。うーん、500円でここまでしてくれるなんて、サービス精神旺盛ですなあ(・∀・)

そして、いよいよ話は仏像に!

 

「本日は当寺院の仏さまと御縁を結んでいただき、まことにありがとうございます。これよりご覧になられますのは800年前の・・・なんちゃらかんちゃら・・・阿弥陀さま、観音さま、弘法さま、でございます。それではどうぞご拝観ください」

 

ご住職にうながされた俺は、椅子から立ち上がり、仏像をまじかで拝観。ふーむ、なるほどなるほど。いずれも長い年月を経て黒茶色に変色し、重厚な風合いを滲ませた素晴らしい仏さま方である。目玉になってたのは阿弥陀さまで、もちろんコレもすごかったけど、やっぱ個人的には観音さまが一番だったかな~(*´ω`*)

 

南無大慈大悲観世音菩薩(なむだいじだいひかんぜおんぼさつ)、南無大慈大悲観世音菩薩・・・(~o~)・・・

 

俺は観音さまの宝号を唱え、ここぞとばかりに観音さまにすがりついた。

やっぱ観音さまはいい。なんか知らんけど、魂が癒されるな。(*´ω`*) 観音さま、万歳!(/・ω・)/

だがしかし、御本尊のお地蔵さまが入っている厨子は閉じられたままであった。こちらはさすがにそう簡単に御開帳してはくれないらしい。

なんでもこのお地蔵さま、源頼朝が命の恩人である池禅尼から賜ったものだとか。頼朝が実際に毎日拝んでいた仏さまが目の前の厨子に納められているだなんて、胸アツ極まりないではないか。

これだからやめられねえ・・・お寺巡りはよう!

 

さて、こころゆくまで仏さま方を拝観した俺は大満足して客殿を後にした。結論として、野間大坊は見どころ満載の素晴らしいお寺だった。源義朝池禅尼のお墓、客殿での絵解き、そして仏像拝観・・・。

 

今回は叶わなかったけれど、いつかは御本尊のお地蔵さまも拝見したいな。(`・ω・´)(終)

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