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【20】聖徳太子が夢の跡、法隆寺に行ってきた その3(終)「法隆寺・地蔵菩薩立像」(奈良)

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(続き)大宝蔵院法隆寺にゆかりの宝物がひしめく近代的な建物で、百済観音を祀る観音堂が目玉となっている。

とはいっても雰囲気は博物館に近いから、ちょっとありがたみに欠けるかな~。

貴重なものを最適な環境で保存し、より多くの人達に公開しようという意図は素晴らしいけれど、どうしても仏像は参拝専用のお堂に祀ってほしいと思ってしまう。(*´з`)

 

お寺の本尊とされている仏像は秘仏であることが多く、実際には目にすることができないのが普通だ。にもかかわらず、人はわざわざ足を運んで参拝しにくる。

美術品愛好家は美術品の外見に価値を見い出すけれど、参拝者は仏さまの外見に価値を見出すのではない。仏さまと同じ空間にいる、ということに価値を見い出すのだ。

だから、大宝蔵院みたいに仏像を美術品のように扱ってしまうのは個人的にはあまり好きではない。仏像の入ったガラスケースの前にはお賽銭箱もあるけれど、すでに雰囲気が美術品のそれだから、どうにも手を合わせる気にならない。それどころか、「拝観料の1500円なら払ったよ(`・ω・´)っていう気分になってしまう。

だけどまあ、それはそれ、これはこれ。極めて価値の高い仏像を前から後ろから右から左から舐めるように眺めることができるのだから、それを楽しむことにした。

 

院内は聞きしに勝る貴重な仏像やお宝がひしめいている。どれもガラスケースに入れられていて、色んな角度から眺めることができる。

ふーむふむ・・・うーん・・・お堂に祀られてる仏像は、暗かったり遠かったりであまり細かいところまで見られないけど、ここでは、あんなところも、こんなところも、丸見えだな。ふふふ・・・(*‘ω‘ *) 

学生時代に教科書で見た玉虫厨子(たまむしのずし)があった。だけど俺、この手の工芸品で感動したことないんだよね。焼き物とか、織物とかも同じ。完全に苦手分野。

目玉の百済観音も、たしかに長身ですらりとしててオリジナリティ溢れる優雅な仏像だったけれど、ガラスケースに入れられてたせいかあまり思うところもなく。(~o~)

そんな中、他の宝物と同じようにガラスケースに入れられていたにも関わらず、ありがたみを感じさせる仏像があった。地蔵菩薩立像である。

お地蔵さまはお堂に祀られているというよりは、石仏として道端に祀られるイメージが強い仏さまだ。だから法隆寺のお地蔵さまのような、本格的な木像はめずらしい。

しかもこのお地蔵さま、二重あごのくせにあまりデブには見えないという絶妙な肉付きをしていて、なんだかすごい迫力だ。全高がどれほどか正確には分からないけれど、180センチくらいだろうか。大柄ですな。

そして、 なんとなんと、左目からは涙を流したような跡が・・・!Σ(゚Д゚)

この世に生きる衆生の苦しみに思わず涙したのだろうか。色んな意味で、とても重々しい雰囲気のお地蔵さまである。

 

大宝蔵院を一通りまわって参拝は無事終了。

法隆寺は全体的に洗練されていて上品だけれども、インパクトには欠ける感じだったかなあ。

これだとたしかに、シリーズ冒頭に友人たちが言っていたように、記憶には残りづらいかも。何回か足を運ぶと、じわりと良さがわかってきそうな感じもあるけどね。

春と秋に御開帳される夢殿救世観音も観てみたいし、また来てみようかな。(終)

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